世界の人口は63.7億人

arakawanet2004-09-17

国連人口基金UNFPA、本部・ニューヨーク)は9月15日に2004年版「世界人口白書」を発表し、2004年7月に世界の人口が63億7760万人に達したとする推計を明らかにした。

世界で最も人口が多い国は中国(中華人民共和国)であり、その人口は13億1330万人である。インドは10億8120万人、米国は2億9700万人と続き、日本は1億2780万人で第9位になっている。

この「世界人口白書」では2050年には世界人口が89億人に達するという推計も示している。インドが15億人を突破して世界一となり、2004年の上位10ヶ国と比べると、アフリカからさらに2か国が加わると予測している。日本は約1800万人減り、1億970万人で15位になるとしている。

人口増加の8割以上は開発途上国貧困層で、同白書は「富裕層による大量の資源消費と、(貧困層の)人口増加が、地球環境への負荷の増大の一因になっている」と警告している。

UNFPA(国連人口基金)東京事務所のホームページで2004年版「世界人口白書」を閲覧できます。